「不動産査定を行う＝個人情報（身元&物件）をさらけ出す」ことになりますから、慎重になるのは当然です。
万が一漏れたら、どんなトラブルがあるかわかりませんからね。
実際に、査定をした途端に「関係ない会社から連絡があった」なんてことも稀に聞きます。
しかし、私自身（編集長）の経験では、今のところ「個人情報が漏れた」と感じるトラブルには一度もあったことがありません。
一度に「20社」へ査定依頼したこともありますが、その時も何事もなく無事売却まで完了できました。↓
私が安全に査定できているのは、おそらく「個人情報保護」が万全なサイトを見分けられているからだと思います。
そこで、この記事では「個人情報保護」が万全なサイトの見分け方を紹介していきます。
「安全なサイト」も実名で紹介しますので、今すぐ使いたいという方は参考にしてみてください。
「個人情報保護が万全な不動産査定サイト」の見分け方
個人情報保護が万全な不動産査定サイトの特徴としては、主に以下の2つがあります。
- Pマークを取得している
- 上場企業が運営している
私（編集長）が不動産を売却するときに使う一括査定サイトも、以下で紹介するサイトの中から使うことが多いです。
だからこそ、今のところ個人情報に関するトラブルがないのだと考えています。
【1】Pマークを取得している
1つ目の特徴としては、「Pマーク」を取得していることです。
Pマークとは、「個人情報について適切な保護処置を講ずる体制が整っている事業者」に付与されるマークです。
引用元：一般財団法人日本情報経済社会推進協会「プライバシーマーク制度」
つまり、これが付与されている一括査定サイトなら、個人情報漏洩のリスクが通常よりも少ないと考えられます。
日本には30以上の一括査定サイトがありますが、その中でもPマークを取得しているサイトは10にも満たないです。
さらに、「Pマークを取得している一括査定サイト」の中でも、「サービスの質も高い」のは以下の2つ。
HOME4Uは、当編集部で最も推奨しているサイト。
「日本初」の一括査定サイトで、20年以上運営してきた実績があります。
運営元も東証一部上場の「NTTデータグループ」なので、安心して利用できます。
また、リビンマッチは、近年急成長を続けている一括査定サイト。
「サービスの充実度」はHOME4Uに匹敵し、ユーザーの評価も悪くありません。
実際に、私（編集長）がマンションを高く売却できたときの担当者も、リビンマッチ経由で見つけました。
「とにかく安全に査定したい」と思っているなら、個人情報保護も万全でサービスの質も高い上記2つのサイトを使っておけば間違いありません。
特に、HOME4Uは当編集部推奨のサイトなので、一度は使っておくべきです。
【2】上場企業が運営している
2つ目の特徴としては、「上場企業」が運営していることです。
企業が「上場」するには、外部監査からの厳しい審査条件をクリアしなければなりません。
ですから、「上場企業」が運営するサイトなら、「ポッと出てきたベンチャー企業」が運営するサイトよりも、管理体制がしっかり整っており、少なからず安全だと考えられます。
ちなみに、上場企業が運営する主な一括査定サイトは以下の通りです。
| 一括査定サイト | 市場 |
|---|---|
| HOME4U | 東証一部 |
| イエウール | JASDAQスタンダード |
| リビンマッチ | 東証マザーズ |
| すまいvalue | 東証一部 |
| SRE不動産 | 東証一部 |
| ライフルホームズ | 東証一部 |
| スーモ | 東証一部 |
上記の表を見ると、Pマークを取得している「HOME4U」と「リビンマッチ」も上場企業が運営しています。
また、当編集部では日本にある一括査定サイトをすべて検証してきましたが、上場企業が運営しているサイトほど、サービスの質も高いことがわかっています。
以下の記事を読んでもらえれば、「サービスの質が高い＝上場企業運営」ということがわかります。
Pマークが付いていなくても、「上場企業」が運営する一括査定サイトを使っておけば、トラブルになるリスクは少ないです。
個人情報漏洩がどうしても心配なら「匿名査定」を使う
「どうしても個人情報漏洩のリスクをゼロにしたい」と思うなら、匿名査定（簡易査定）を使うといいです。
匿名査定は、物件名や物件条件を入力するだけで、おおよその相場価格がわかる査定サービス。
「マンション限定」や「一部のエリア限定」という条件が付くことが多いですが、気軽に使えて便利です。
匿名査定（簡易査定）がある代表的なサイトは以下の通りです。
上記の簡易査定の中でも、ライフルホームズの質が最も高かったです。
会員登録こそありますが、ライフルホームズが間に入ってくれるので、個人情報が不動産会社の方へ渡ることはありません。
つまり、不動産会社へ査定依頼でき、かつ個人情報が渡らないという、良いとこ取り状態。
「不動産会社とのトラブルは絶対に避けたい」と思っているなら、うってつけのサービスです。
運営元にも個人情報を渡したくない場合は、会員登録も一切いらない「マンションナビ」や「ふじたろう」を使うといいです。
「マンション限定」ですが、AIが搭載されているので査定の質もそこそこ高いです。
ただし、こういった「匿名査定」は、一般的な一括査定よりも、査定結果の精度が落ちます。
いくらAIでも、「今の物件の状態」まで加味できないからです。
「正確に査定額が知りたい」と思うなら、最初から一括査定を使っておくべきです。
【まとめ】不動産査定では個人情報保護が万全なサイトから使おう！
「査定をしたいけど、個人情報漏洩が心配」と思っているなら、以下2つの一括査定サイトから使ってみてください。
- Pマークを取得している
- 上場企業が運営している
Pマークは「個人情報保護の体制が整っている事業者」に送られるマーク。
なので、このマークがある一括査定サイトなら、他のサイトよりも個人情報漏洩のリスクは少ないです。
また、「上場企業」は外部からの厳しい審査を経ています。
つまり、そこらのベンチャー企業が運営する一括査定サイトよりは管理体制が整っており、安全に利用できます。
「個人情報保護が万全なサイトを使って安全に査定を行いたい」なら、上記いずれかの条件を備えている一括査定サイトを使ってみてください。
具体的なサイト名は本文中で紹介しています。
ちなみに、当サイトには、日本にある30以上の一括査定サイトを「検証・比較」した記事を書いています。
こちらの記事を読んでもらえれば、「個人情報保護が万全なサイトは、サービスの質も高い」ということがわかります。
安全に査定を行い、あなたの不動産売却を成功させましょう。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
不動産売却アカデミー編集部一同
