私(編集長)は、実際に不動産一括査定サイトを使ってマンションを売却しました。
この記事では、その時の一部始終をお話ししています。
具体的には、710万円で買ったマンションを900万円で売却しました。↓
【購入時の売買契約書(710万円)】
【売却時の売買契約書(900万円)】
【190万円の利益が出た証拠の通帳】
※不動産用に作った銀行口座で、全て物件に関する明細履歴のみ。
利益の総額は「売却益190万円+賃貸収入155万円=345万円」に。
しかも、売却活動を開始してから「1ヶ月」というスピード売却でした。(業界平均3ヶ月~6ヶ月)
このように、私のマンションが「高く&早く」売れたのは、不動産一括査定サイトを使って複数の査定書を比較し、「優秀な担当者を見つけたから」です。
もし、一括査定サイトを使わずに、複数の査定書を比較していなかったら、200万円も損していたかもしれません。↓
【900万円で売れた物件を700万円と言ってきた業者のメール】
この記事では、「高く&早く売る」には一括査定サイトの利用が不可欠であることを、私の体験談をもとに証明していきます。
この話を聞けば、「安く売る」「売れない」といったリスクも排除できます。
私は編集チームと協力して、日本にあるほぼ全て(約32サイト)の不動産一括サイトを検証してきました。
なので、他のサイトよりも一括査定や不動産売却について詳しく語れると自負しております。
【体験談】不動産売却一括査定をやってみたら190万円高く売れた話
私が持っていた物件の詳細
話を始める前に、そもそもどんな物件を買っていたのか?
スペックは以下の通りです。
- 購入時期:2015年11月に購入
- 所在地:埼玉県さいたま市見沼区
- 築年数:築31年(購入時)
- 間取り:3SDK
- 広さ:55㎡
- 駅からの距離:徒歩5分
- 価格:710万円
- 賃料:6.8万円(賃貸中だったため)
上記の物件を2019年まで持っていたので、約4年間所有していました。
所有期間が「5年以下」で短期譲渡所得(税率39%)になりますが、「年末が近い(節税需要あり)」&「オリンピック前」という条件が重なり、今が高く売るタイミングと判断。
不動産一括査定サイトを利用し始めました。
不動産一括査定サイトが「高く&早く&ラク」に売るために不可欠な理由とは?
私は、不動産売却の際に毎回必ず「不動産一括査定サイト」を使います。
「高く&早く売る」には、一括査定サイトを使って複数の査定書を比較し、「優秀な担当者を見つけること」が一番の近道だからです。
「高く売る」には「高い査定額」を見つける必要があります。
「相場以下です」という業者より、「相場より高く売れます」という業者にお願いする方が高く売れるのは当然ですよね。
もし、冒頭に紹介した「700万円なら売れます」という業者を信じていたら、私のマンションは900万円で売れていませんでした。
ですから、高く売りたいなら、たくさん査定した中で「最も高い業者」へアプローチする必要があります。
しかし、不動産会社の中には、あえて高い査定額を提示して、お客さんを釣ろうとする「悪徳業者」もいます。
なので査定書は、「価格の高さ」だけでなく「根拠」も大事。
つまり、高く売りたいなら「根拠をしっかり説明できる業者」を選ぶのがベストということです。
また、「早く売る」ためには「適切な相場価格」を知る必要があります。
相場より高すぎては、逆に「売れない」からです。
かと言って、相場より低すぎると、早くは売れますが「大損」してしまいます。
つまり、「早い+損をしない」で売るには、「絶妙な価格設定を行う優秀な業者」を選ぶのがベストです。
このように、「高く売る」にせよ「早く売る」にせよ、共通して重要なのは「優秀な担当者を見つける」ということなんです。
優秀な担当者さえ見つければ、
- 根拠を元に確実に高く売ってくれる
- 損をしない絶妙な価格設定で早く売ってくれる
からです。
優秀な担当者を見つけるのに最も効率が良い方法が「一括査定サイト」です。
一括査定サイトを使えば「1度に6社へ査定依頼できる」=「6人の担当者を比較できる」からです。
自分の足で6社の不動産会社を回るより、遥かにラクですし、時間もかかりません。
手続きはネットで「5分」ほどで済みます。(※6社で5分です)
「スキマ時間」に「家」でできるので、貴重な休日を潰すこともありません。
なので、私は6サイトを使って20社へ査定しました。
20社に査定なんて、一括査定サイトだからできることです。
普通に回ってたら「1ヶ月分の休日」はすべて失うでしょう。
実際に利用したのは、以下のサイトです。↓
一括査定サイト | 特徴 |
---|---|
HOME4U | 一括査定サイトの「定番」。日本初で20年以上の実績 |
ライフルホームズ | 一度で10社以上査定可能。査定数稼ぎの定番 |
リビンマッチ | 実際に優秀に担当者が見つかったサイト |
マンションナビ | マンション専門。マンションが得意な業者が多い |
イエウール | 査定数稼ぎのサブ利用 |
リガイド | 査定数稼ぎのサブ利用 |
【査定した証拠画像】
◯HOME4U
◯ライフルホームズ
◯リビンマッチ
◯マンションナビ
◯イエウール
◯リガイド
なので、必ずしもそこまでやる必要はありません。
順番に利用して、早い段階で「この人だな」と思える優秀な担当者が見つかれば、その時点でやめてOKです。
とはいえ、最低でも2サイト以上は使って欲しいです。
2サイト使えば、最高で「12社」へ査定できます。(1サイト6社計算)
6社だとちょっと不安ですが、経験上、10人の担当者を見れば1人は優秀な人が出てきます。
20社に査定した結果、最終的に優秀な担当者を見つかったのは「リビンマッチ」というサイトでした。
つまり、リビンマッチを使っていなかったら、190万円高く売ることも、1ヶ月のスピード売却もできていません。
つまり、あなたがリビンマッチを使っても、優秀な担当者に出会えるとは限りません。
大事なのは「優秀な担当者がつかりやすいサイト」から順番に使っていくことです。
特に「HOME4U」は、私も毎回使っているので、初めての方には強くお勧めしています。(HOME4Uの詳細は後の章で解説します)
全国2900社から一括査定可能!
いろいろ言ってきましたが…
おさらいすると、「高く&早く売る」には「優秀な担当者」を見つけることが不可欠。
そして、優秀な担当者を見つけるには「一括査定サイト」の利用が最も効率的、だということです。
実際に届いた査定結果~売却までの流れ
次に、一括査定後に実際に届いた査定書の証拠画像と、売却までの流れをお話します。
私は20社すべてに「机上査定」で依頼し、メールでのやりとりで査定書をもらうようにしました。(査定方法や注意点については後述します)
【査定書の一例】
【優秀な担当者のメール】
【イマイチな担当者のメール】
※上記は、「メールで査定書を送ってほしい」という要望に対して、「いいから来い」という内容。
載せきれないので一部のみの掲載ですが、他にもたくさんメールや査定書が届きました。
もちろん、中には以下のような業者もいました。
- 連絡がつかない
- 査定書が届かない
- 「メールで」と言ったのに電話してくる
このような業者はこちらから切りました。
「顧客目線になれない業者」に接触しても、あとで嫌な思いをするだけだからです。
20社の中で一際「信頼できそうだ」と感じたのが、リビンマッチでつながった「株式会社ハ◯スマ◯ター」さん。
なので、実際に会いに行くことにしました。
株式会社ハ◯スマ◯ターさんは、最寄駅に近い「地域密着」の不動産会社でした。
担当してくれたのも「店長」で、やはりとても優秀。
メールのやりとりでも要望にしっかり答えてくれていましたが、会った時も表裏なく腹を割って話せる感じでした。
店頭では「社内の情報なのでメールでは見せられなかった」と、さらに詳細な情報やデータを見せてくれました。
直感的にも「この人は信頼できるな」と感じるものがあったので、正式に売却依頼。
その日のうちに「専任媒介」で媒介契約を結びました。
売却価格については、私自身が売り急いでなかったので、「できるだけ高く売りたい」との要望を伝えました。
すると、
とのことだったので、その価格で出しました。
媒介契約を結んだら、私は何もしませんでした。
店長さんからの活動報告を受けていただけでした。
【活動報告書】
そして、何週間かしてから「買主が見つかりました」との電話。
と即回答。
と言って準備に入ってくれました。
そこからは、店長に言われるがまま準備を行い、指定された契約日に来店。
何事もなく契約が進み、決済(引き渡し)もあっけなく終了しました。
何事もなすぎて、逆に怖いくらいでした。笑
ここまでトラブルなくスムーズに売却できたのは、やはり店長が優秀だったからに他なりません。
準備する書類や決済日までにやっておくべきことなどを先回りして教えてくれたおかげで、大きなトラブルもなく、すべてがスムーズでした。
決済日は、場の空気がピリピリするほどの緊張感があるものですが、店長の優秀さを買主さんも感じているためか、終始和やかなムードで進みました。
後日、店長さんからお礼のメールをもらいました。↓
【店長さんからのお礼メール】
【私からのお礼メール】
このように、一括査定を駆使して「優秀な担当者を見つけること」だけに注力した結果、「高い・早い・ラク」な売却を実現できました。
売却について、何か特別な知識が必要かと言われれば、答えは「NO」です。
特別な知識や経験は、担当者が腐るほど持っています。
あとはそれを「顧客目線で使ってくれるか=信頼できるか」だけ。
つまり、私たちは「優秀で信頼できる担当者かどうか」を見極めばいいだけなんです。
そのためには、やはり多くの担当者を比較しなくてはいけない。
だからこそ、「一括査定を使うこと」が必要不可欠なんです。
とはいえ、「一括査定サイトをただ使うだけ」では上手くはいきません。
ですから、私がどのように一括査定サイトを活用したのか、その「正しい使い方」や「押さえておくべきポイント」を、以下の章でわかりやすくまとめていきます。
不動産売却一括査定で意識した4つの重要ポイント
私が一括査定サイトを使う上で意識していることは、以下の4つです。
- 「優秀な担当者を見つける」ことを目的にする
- できるだけ多くの査定書を取る
- 担当者とのメールで能力と人格を比較する
- 担当者と実際に会う
一つずつ、詳しく解説していきます。
【1】「優秀な担当者を見つける」ことを目的にする
一括査定を行う上で最も大事なのは、冒頭でもお話ししたように、「優秀な担当者を見つける」という目的意識を持つことです。
というのも、実際に売却活動をするのは、あなたではなく「担当者」だからです。
あなたが、売却活動に直接手出しすることは一切できません。
ですから、いくらあなたが売却について勉強したり、査定して相場価格を把握したりしても、担当者が「無能」だったら、高くも早くも売れません。
あなたが優秀でも、担当者が動かないやつだったり、ミスを連発するようなやつだったら、良い売却なんかできるわけがないのです。
逆に、あなたに知識と経験がまったくなくても、担当者が優秀で信頼できればあれば、手放しの状態でも上手くいきます。
一括査定では「査定額」ばかりに目が行きがちです。
確かに大事な要素ですが、そこだけに注目するのは非常に危険。
査定額なんか、担当者がいくらでも操作できるからです。
大事なのは「根拠」。
なので、査定額に加えて、あなたが納得できる根拠をしっかり話してくれる担当者は「信頼できる」と考えて良いです。(実際に会うまでわかりませんが)
一括査定では、「優秀で信頼できる担当者を見つけること」を第一に考えるべきです。
【2】できるだけ多くの査定書を取る
一括査定を行うなら、できるだけ多くの査定書を取ったほうがいいです。
理由は以下の3つ。
- 高い査定額が見つかりやすい(高く売るため)
- 相場価格を正確に把握できる(早く売るため)
- 優秀な人が見つかりやすい(ベストな売却に必須)
何事も、多くのデータを比較できた方が、精度は高まりますよね。
一括査定も同様に、比較する査定書が多いほど精度が高まるので、売り出し価格の見極めでミスする確率が下がります。
また、比較する担当者が多いほど、優秀な担当者が浮き彫りになり、悪徳業者に捕まりにくくなります。
個人的には、ここが一括査定の肝だと思っているので、妥協せず「20社」に査定を依頼しました。
ただ、これは私が一括査定に慣れていたからできたことであって、初めての方にとっては大変な作業だと思います。
なので、「20社取れ」とは言いませんが、最低でも「6社以上」は依頼しておくべきです。
6社というのは、一般的な一括査定サイトにおいて、一度に取れる査定書の平均的な数です。
なので、最初は一括査定サイトを1つ使うところからで良いと思います。
もちろん理想は「2サイト10社以上」ですが、まずは使ってみてどんなものか体感してみてください。
ちなみに、私が推奨する「最初に使う一括査定サイト」はHOME4Uです。
これについては、後ほど詳しく解説します。
【3】メールのやりとりで担当者の能力と人柄を見極める
最初の一括査定では、手続きの時に「机上査定」を選び、備考欄に『メールでのやりとりを希望』と書くのを忘れないでください。
理由は以下の2つ。
- 査定数が多いので、「訪問査定」だと対応が大変になるから
- 「会う必要のない担当者」をメールの段階で見極められるから
前の章でお伝えしたように、一括査定をするなら、できる限り多くの査定書を取った方がいいです。
なので、この段階で「訪問査定」にしてしまうと、20人の担当者が家にやってきて大変なことになります。
しかし、「机上査定」なら、担当者は物件に訪問することはなく、データのみで査定してくれます。
つまり、訪問対応の必要がなく、すべてメールでやりとりできるので、多くの査定額をラクに取得できるのです。
また、担当者との「メールのやりとり」で、ある程度「優秀かどうか」も見極めができます。
メールの段階で、
- 連絡が遅い
- 査定書が届かない
- 自分都合を押し付けてくる
など、顧客志向じゃない対応が目立つなら、あなたの方から切っていいです。
そういった担当者に会っても、良いことがありません。
最悪はしつこく付きまとわれる可能性もあります。
多いのは、査定結果も言わずいきなり「店頭にお越しいただけないでしょうか?」ですね。(これはもう連絡しなくていいです)
ちなみに、私は査定額、根拠、やりとりの雰囲気などを加味して、最終的に「3社」くらいに絞ります。
最初の査定では「机上査定」かつ「メールでのやりとりを希望」を忘れないこと。
これによって、査定データを取りつつ、会う必要のない担当者を見極めていきましょう。
【4】担当者と実際に会う
一括査定の締めくくりは、「実際に担当者に会う」です。
「実際に会う」のは、以下2つの目的からです。
- 訪問査定を行って、査定の精度を高める
- 本当に優秀かどうか、自分の目で確かめる
机上査定は、あくまでデータ上の査定なので、実際の売出価格と多少乖離が出ます。
なので、売出価格を決める前には、訪問査定を行い、物件状態を加味した精度の高い査定額を出してもらった方がいいです。
この段階では「3社」くらいに絞り込んでいるはずなので、訪問査定を依頼しても対応はそこまで大変ではないはずです。
また、実際に会わないことには「本当に優秀かどうか」はわかりません。
実際に会って質問をしながら、
- 人柄
- 知識と経験
- コミュニケーション力
などを、自分の肌で再確認する必要があります。
実際に、メールでは良い感じだったけど、会ってみたら「微妙だな」とか「不安だな」と感じる担当者がまれにいます。
直感は結構当たるので、バカにできません。
また、メールでは優秀な担当者だったけど、いざ会ったらが「部下が担当します」と言われることもあります。(しかも無能なことが多い)
このように、実際に会ってから梯子を外されることもあるので注意が必要です。
優秀な担当者を見つけるには、最終的には「実際に会う」ことも必要になってきます。
売却活動で意識した4つの重要ポイント【なぜ190万円高く売れた?】
査定が終わり、売却依頼すべき担当者が決まった後に私が意識してたことは、以下の4つです。
- 信じて任せる
- 売り急がない
- チャレンジ価格を設定する
- 即決価格を決めておく
査定時の重要ポイントだけでなく、上記のポイントも意識したからこそ、今回の「早期高額売却」が実現できたと思っています。
【1】信じて任せる
私が「株式会社ハ◯スマ◯ター」の店長さんに売却を依頼すると決めてからは、信じて任せました。
信じて任せるとは、以下のように「形式上」でも「意識上」でもです。
- 媒介契約は「専任媒介」で結ぶ
- 媒介契約期間の「3ヶ月」は口出ししない
媒介契約とは、「あなたに私の物件売却を任せます」という契約を結ぶことです。
基本的に、媒介契約には以下の3つのタイプがあります。
種類 | 主な特徴 |
---|---|
一般媒介 | 複数の業者と媒介契約を結べる。自分で買主を探せる。契約期限なし。 |
専任媒介 | 複数の業者と媒介解約を結べるのは「1社」のみ。自分で買主を探せる。契約期限「3ヶ月」。 |
専属専任 | 複数の業者と媒介解約を結べるのは「1社」のみ。自分で買主を探せない。契約期限「3ヶ月」。 |
上記の中で、選ぶべきは「専任媒介」です。
「一般媒介」の方が複数の業者へ依頼できて便利だと思いがちですが、逆に売却活動が長期化しやすいです。
担当者からしたら、「他社で売却を決められたらタダ働き」の状態なので、手を抜く可能性が高いからです。
「専属専任媒介」だと、しばりが強すぎて、逆に担当者を安心させ過ぎてしまう。
つまり、真ん中の「専任媒介」がちょうどいいのです。
そして、専任媒介期間は「3ヶ月」は、できればあえてこちらからは何も口出しせず、報告をチェックするだけにとどめます。
「すべて託します」「信用しています」という姿勢をこちらから見せるのです。
これにより、担当者は仕事をしやすくなります。
「『風呂入れ!』と母親から言われたら逆に入る気なくす子供」のように、口うるさい顧客相手だと逆にやる気をなくします。
それなら、あなたも全面的に信用された方が「この人のためにちゃんと働こう」と思うものです。
実際に、お任せした店長さんには、
- 「20社」も査定した中から弊社を選んだ
- ひとまず全部任せるので、何かあったらときだけ連絡ください
ということを口頭ではっきり伝えました。
それからは、第1回の報告があるまで、こちらからは一切連絡しませんでした。
だからこそ、あそこまで親身になって動いてくれたのかもしれません。
複数の担当者を比較した上で「その中の一人」を決めたのなら、何の心配もいりません。
【2】売り急がない
物件をできる限り高く売りたいなら、「売り急がない」ことが重要です。
売り急いでいると、単純に買主に足元を見られます。
強気で価格交渉されても、早く売りたい欲に負けて折れてしまい、高く売ることが難しくなるのです。
私の物件は、幸いにも900万円で売れました。
しかし、もし私がローン返済に苦しんでいて売り急いでいたとしたら?
「710万円でどうですか?」なんて交渉されたら、OKせざるを得ないと思います。
710万円なら購入価格と一緒ですし、ローンを全部返せるので、売っちゃうでしょう。
でも、売り急いでなかったら、「710万円で」と言われても「嫌です!」と強気で突っぱねることができます。
上記は極端な例ですが、売り急いでいると価格交渉で主導権を握れず、高く売れなくなります。
価格交渉されても「それ以上は下げない」と堂々と言えるくらい、急いでいない状況で売り出したいです。
【3】チャレンジ価格を設定する
高く売りたいなら、相場に近い価格で売り出すのではなく「チャレンジ価格」で売り出す必要があります。
「チャレンジ価格=相場より高めの価格」でに売り出さなければ、高く売れないのは当然だからです。
確かに、一番怖いのは「売れないこと」です。
なので、ほとんどの方は「相場通りの無難な価格」で売り出します。(早く売りたいなら良いですが)
でも、高めに売り出しておいて、売れなかったら下げればいい話。
「怖い」という感情だけで、最初から高く売れる可能性を潰してしまうのは、非常にもったいないです。
また、チャレンジ価格を設定するには、やはり「優秀な担当者」の力が必要です。
担当者が無能で弱気だったら、高く売れるものも売れません。
実際に、900万円で売った物件に対して、「700万円じゃないと売れない」というメールを他社からもらってました。
これを鵜呑みにしていたら、200万円もの損失でした。
「担当者を間違えただけで200万円も損をする」なんて、考えただけでもゾッとします。
でも、担当者選びを間違えなかったからこそ、900万円で売ることができました。
あの店長さんじゃなければ、950万円で売り出してなかったですから。
チャレンジ価格の設定や値下げのタイミングは「担当者の腕」が大きいです。
なので、やはり「信頼できる担当者選び」は慎重に行っておきたいですね。
【4】即決価格を決めておく
で「即決価格を決めておく」ことも大事です。
自分の中で「この価格なら即売る」という価格を決めておかないと、売却チャンスを逃す可能性があるからです。
即決価格を決めておくことの重要性は、決めておかなかった場合を考えるとわかります。
即決価格を決めておかないと、「まだ高く売れるかも」という期待が邪魔をして、見送ってしまいがちになります。
でも、そんなことを繰り返していると、以下2つの弊害を生みやすいです。
- 見送った価格が結局一番高く、その価格で買う人が二度と現れない
- 「すっと売り出している物件=不人気物件」と見られ、売れにくくなる
高く売れる物件も、時間が経つごとに価値が下がり、売れなくなっていくのです。
ちなみに私の場合は「950万円」で売り出していましたが、自分の中では「900万円なら即売る」と決めていました。
「50万円の価格交渉までは許す」と最初から決めていたのです。
だからこそ、900万円で売れたのです。
これがもし、「いや、950じゃないと売りません」と意地を張って、その買主さんをスルーしていたらどうなっていたか?
可能性として、それ以降「900万円以上で買う人」が現れず、もっと安く売ることになっていたかもしれません。
確かに、そのあとに「930万円で」という買主が現れていた可能性もあります。
でも、私としては、900万円より安い価格で売ることの方が嫌だったのです。
この辺、どちらを取るかはその人の価値観次第です。
このように、即決価格を決めておけば、高く早く売るチャンスが来ても、逃すことはありません。
【初めての査定ならコレ】業界最大手「HOME4U」は最も安定の選択肢
私の体験談を話してきましたが、不動産一括査定サイトが初めての人はどこを使えばいいか迷うと思います。
そんな方は、私が推奨している「HOME4U」から使ってみてください。
対象エリア | 全国 |
---|---|
査定数 | 最高6社 |
加盟店数 | 1500社以上 |
提携業者 | 大手・中小 |
・東証一部上場の「NTTデータグループ」が運営
・加盟店数は「全国1500社以上」
・「日本初」の一括査定サイト
・「20年以上」の運営実績
・「パトロール制度」により悪徳業者を排除
・「Pマーク取得」で個人情報漏洩のリスクが低い
・評判や口コミが良い(悪い口コミが少ない)
HOME4Uは、不動産一括査定業界の中で「定番サイト」と位置付けられています。
「日本初」の一括査定サイトであり、20年以上の実績があります。
利用者数も多く、「選んでおけばまず間違いない」という安心感のある一括査定サイトです。
全国の不動産会社「1500社以上」と提携しているため、
と不安な人でも査定できる可能性が高いです。(絶対ではありませんが)
査定できる物件種類も多く、
- マンション一室
- 一戸建て
- 土地
- ビル一室
- 店舗
- 事務所
- 倉庫
- マンション一棟
- アパート一棟
- ビル一棟
- その他
↑のようにかなり幅広い物件に対応しています。
もっと特殊な物件でも「その他」から記入して査定可能です。
また、「NTTデータグループ」という大手企業が運営しているため、
なんてことはほぼあり得ません。
「NTTデータが悪徳業者と提携していた」なんて問題になると、株価が下り、大企業としての社会的信用を失います。
NTTデータのような超大手企業がそんな失態を許すわけがなく、提携している不動産は質が高いです。↓
引用元:HOME4U公式サイト
上記の通り、HOME4Uは業界で唯一「パトロール制度」を導入しており、悪徳業者を排除しています。
しかも、運営当初から20年以上もそれを続けています。
なので、HOME4Uを使えば、あなたが必死になって優秀な不動産会社を探さなくて良いんです。
実際に、私も最初はHOME4Uから使います。
パトロール制度だけでなく、評判や口コミを見ても、優秀な担当者が見つかる確率が最も高いとわかるからです。
担当者とのやりとりでも不快な思いをしたことがなく、丁寧な接客を行ってくれます。
不動産一括査定が初めての方は、まずはHOME4Uから使っておけば間違いありません。
【まとめ】不動産売却の成功は「担当者」で決まる!
不動産をできる限り「高く&早く」売却したいですよね。
ここまで話してきた通り、私は「不動産一括査定サイト」を正しく使ったことで、190万円高く売却できました。
・「優秀な担当者を見つけること」を目的とする
・「2サイト以上」使って査定依頼する
・「メールのみ」の査定にして負担を減らす
何度もお伝えしていますが、ベストな売却できるかどうかは、ほぼ担当者で決まります。
実際に売却活動をするのは、私たち売主ではなく「担当者」です。
不動産売買に慣れていない私たちより、何十年も不動産売買に携わってきた担当者の方が、売却のコツを知ってるのは明らかです。
でも、中には「無能な担当者」がいて、売れるどころかトラブルに巻き込まれるリスクがあるのも事実。
つまり、私たちにできるのは、一括査定サイトを駆使して優秀な担当者を掘り当てることしかないんです。
不動産売却は失敗すると100万円以上損するのが当たり前の業界です。
私みたいに20社に査定して190万円の利益を出せるなら、割に合うと思いませんか?
という人は、「5分」「無料」でできるHOME4Uから始めてみてください。
無料で5分だけの手間なら、大した負担じゃありません。
後回しにして「査定しないとなー。でもめんどくさいな」と思い続けるストレスの方が余程つらいですよ。
今から「5分」だけ時間を使って、気楽に査定してみてください!