【内緒で売却】不動産を誰にも知られずにこっそり売る方法

内緒で不動産売却 サムネイル

誰にも知られずこっそりと自宅を売却できますか?
できますよ。ただし、気をつけるべきポイントがあります。

「離婚」や「ローンの滞納」、「ご近所さんとのトラブル」などが理由で、内緒で不動産を売りたいときがあります。

できることなら「本当に誰一人知られずにこっそりと引越ししたい!」って気持ちになりますね。

 

結論をお伝えすると、不動産を内緒で売却することは可能です。

実際に「近所の人に知られたくない」という人は意外にいます。

ただし、普通に売却するよりも難易度が高いので、特に依頼する「不動産会社」や「担当者」にはこだわらないといけません。

理由は、本文で詳しく説明していきます。

 

この記事では、下記について詳しくご紹介。

  1. 内緒での不動産売却が難しい理由
  2. 周りに知られずにこっそりと売却する4つの手法
  3. 内緒で売るためには「不動産会社」や「担当者」選びが大切な理由

上記は、どれも重要なのですが特に【3番目】がポイントです。

 

じっくり読んでいただき、是非とも納得のいく売却活動をスタートさせてください。

【結論】不動産を誰にも知られずにこっそり売却できる?

誰にも知られずに進めれる?

不動産を周囲に知られず、こっそりと売ることは可能です。

しかし、正直に言うとハードルはかなり高いと言えます。

秘密裏での売却は、不動産売却の生命線だと言える「集客活動」が極端に制限されるからです。

 

通常、不動産を売却するときは、以下のような媒体を使って大々的に広告活動を実施します。

  • 不動産会社の自社サイト
  • 現地看板(戸建て)
  • 「SUUMO」などのポータルサイト
  • 「折込」や「ポスティング」等のチラシ

上記以外にもたくさんあるのですが、要は1人でも多くの購入検討客の目に留まるようにいろんな方法で集客活動を行うのです。

 

実際に、購入検討客の99%は何かしらの「広告」を見て問い合わせを入れてきます。

ですから、こっそり売却しようとする(=広告活動ができない)ので、集客が難しく売るのに時間がかかるのです。

 

ですが、「できるだけ周りに知られずに売りたい」という人が結構多いも事実。

次章では、こっそり売却する方法を紹介していきます。

不動産売却を限界までバレにくくする4つの手法

不動産をこっそりと売却するには、4つの手法があります。

  1. 買取
  2. 物件広告を一切出さない
  3. 内覧を最小限に抑える
  4. 査定時は「机上査定」を選ぶ

上記で、特にバレる可能性が低いのは【1】買取です。

しかし、デメリットも存在します。

早速、見ていきましょう。

【1】買取

内緒 買取とは?

買取とは、不動産会社に対して「直接」物件を買ってもらう方法です。

物件を購入した不動産会社は、室内をリフォームして一般顧客に再販したり、現状のままで別の会社に転売したりします。

買取であれば、集客も内覧もないため、バレる可能性がほぼゼロです。

 

買取だと、以下のようなメリットがあります。

  • 集客をしないので周囲にバレずに売却できる
  • 業者と直接取引すれば仲介手数料が不要
  • 室内の状況を気にする必要がない
  • 即現金化できる

基本的に不動産会社とやりとりするだけなので、周りの人にはバレにくく、何といっても取引がスムーズに進みます。

一般的な取引と比べて「契約」から「引渡し」までの期間も短いので、早く引越しできるのも特徴です。

 

一方で、デメリットもあります。↓

  • 売却価格がかなり低くなる(相場の7割程度)
  • 仲介会社を通せば仲介手数料を取られる

一番のデメリットは、価格が安くなってしまうこと。

再販ありきの買取だと、どうしても相場の7割程度にしかならず、物件によっては5~6割程度の可能性も十分にあり得ます。

 

あと、気をつけたいポイントが「仲介会社」を通せば、仲介手数料を取られてしまうことです。

仲介手数料を払わないためには、買取会社と直接取引」する必要があります。

なので、買取だけを望む人は、査定を依頼する際に「あなたの会社は買取しますか?」と質問するようにしましょう。

 

買取は、安くなってしまうデメリットはあるものの、すぐに売却ができたり、何より周囲にバレる可能性が低いです。

ですから、選択肢のひとつとして考えておくべきだと言えます。

 

次からは、買取を使わず「少しでも高く売りたい人向け」になります。

【2】物件広告を一切出さない

内緒 物件広告しない

売却活動の際に、広告を一切出さなければ周囲にバレる可能性を低くできます。

前章でお伝えした通り、不動産を探している人のほとんどは、「インターネット」や「紙媒体」などの広告から情報を得ています。

つまり、情報を断つことで、おのずと「周囲に知られる」可能性を減らすのです。

広告せずにどうやって買主さんを見つけるんですか?
不動産会社が所有する「検討客リスト」から買主さんを見つけます。

どの不動産会社にも、必ず一定の購入検討顧客がいて「リスト化」されています。

その人たちに向けて、直接的に担当者から「電話」や「メール」で営業をかけてもらうのです。

 

この場合、特に「大手の不動産会社」の方が、以下の理由からオススメだと言えます。

  • 顧客のリストの数が多い
  • 購入希望者に定期的なメール配信が仕組み化されている

ちなみに、私もこの方法を使って、買主さんを探し当てた経験があります。

 

広告活動ができないと集客が難しく、販売期間が長くなる等のデメリットは確かにあります。

しかし、広告なしでも買主さんを見つけることはできるのです。

また、その方が高く売れる可能性が高いので、「リストを所有する」不動産会社や担当者選びにはこだわる必要があります。

【3】内覧を最小限に抑える

内覧を最小限に抑える

内緒で不動産を売る場合、内覧の「日時」や「方法」に気をつける必要があります。

「営業マンがお客様を連れてあなたの家に入っていく姿」を近所の人に見られた瞬間、売却していることがわかってしまうからです。

「広告を出すかどうか」と同じレベルで「内覧の日時や方法」にも気をつけるべきです。

 

内覧してもらう日時などの要望は、あらかじめ担当者に伝えることができます。

少しでもバレないようにするには、「平日」や「夜間」などの人があまり出歩かないときを狙うべきです。

逆に、「土日祝」や「昼間」などの日時は避けるのをオススメします。

 

私がやっていた方法を紹介すると「担当者と購入検討者が時間差で部屋に入る」というものです。

  1. 最初に担当者が売却物件に入る
  2. 少し時間をおいて検討者に入ってもらう

※1と2は逆でも問題ないです。

この方法だと「営業マンが物件を案内している」という事実を隠しやすく、周りにバレる可能性も低くできます。

 

他にも「案内時に社用車を物件から少し離れた場所に停める」などの工夫もしていました。

しかし、上記のような対策は、買主さんに不安(負担)を与えるリスクがあります。

そのため、事前に買主さんに対して「知られたくないので協力してほしいこと」を担当者から伝えてもらうようにお願いしておきましょう。

 

内覧の日時や方法についても、担当者と事前にしっかりと打ち合わせを行うことで、知られる可能性を抑えられます。

【4】査定時は「机上査定」を選ぶ

まずは机上査定から!

内緒で売却する際は、必ず「机上査定」を選びましょう。

机上査定だと、現地訪問をせずに査定をしてもらえるので、周囲にバレる心配がありません。

 

本来、売却をスタートさせる前に、不動産会社から「査定」をしてもらい「販売価格」を決めます。

査定には「机上査定」「訪問査定」2種類があり、以下のように特徴が異なるんです。

 

【机上査定】と【訪問査定】の違い

 机上査定訪問査定
現地訪問しないする
精度大まか高い
時間2~3日1週間 

 

正確な査定額を知るためには、「訪問査定」がオススメですが、担当者に対して「部屋の内部を見せる」必要があります。

つまり、営業マンが現地に来るので、タイミングによっては周囲にバレてしまう可能性が高いです。

 

一方で「机上査定」だと、現地調査をせずに査定額を算出してもらえます。

訪問査定に比べると、多少精度は低くなりますが、内緒で進めたい場合は絶対に「机上査定」が正解です。

 

査定を依頼するにあたっては、下記の「考え方」や「順番」を参考にしてください。

  1. 複数の会社に「机上査定」を依頼
  2. やりとりしてみて信頼できそうな会社に「訪問査定」を依頼

 

もっと深く査定について知りたい人は、以下の記事で詳しくまとめていますので、チェックしてみてください。

【重要】結局は「優秀な担当者」を選べばすべて解決する

内緒 担当者選び

不動産を周囲に知られずこっそりと売りたい場合、最も大切なのは依頼する「不動産会社」「担当者」にこだわることです。

「広告ができない」などの営業活動が制限されるときだと、特に「担当者」の力量によって成果が大きく変わります。

 

内緒で不動産を売却するためには、担当者に以下のようなことが求められます。

  • 「売主」と「買主」への配慮
  • 実行できる戦略の「数」と「質」
  • 周囲には絶対に漏らさない仕事での慎重さ

上記のことって「できて当たり前じゃないの?」と思われるかもしれませんが、決してそんなことはありません。

 

ぶっちゃけた話をすれば、不動産業に携わる「担当者」は、本当にピンキリなんです。※業界の人に怒られるかもしれませんが事実です。

だからこそ、仕事ができて、信頼のおける担当者をあなた自身でちゃんと見つけないといけません。

 

良い担当者だと、売主の意向をしっかりと理解して、それに沿った提案をしてくれます。

実際に、私が秘密にしたい不動産の売却をお手伝いしたときには、当時の責任者にしか相談・報告をしていなかったほどです。※同僚に相談すると、そこから周囲にバレる可能性があると思い、情報の開示を最低限に留めた。

 

一方で、配慮が足りない担当者だと「早く売りたい一心」で、自分(担当者)の都合しか考えないのです。

だから、平気で周囲にポスティングをしたり、事前に約束した時間以外で案内を取ってきたりします・・・。

 

大切な不動産を「安全」かつ「スピーディー」に売却したければ、信頼でき仕事のできる担当者を選ぶことが全てです。

特に「担当者」には絶対にこだわるべきです。

 

信頼できる会社や担当者って、どうやって見つけるんですか
優秀な不動産会社は、一括査定サイトを使えばすぐに見つかります

 

不動産会社を探すのにベストな方法が、「一括査定サイト」を利用すること。

一括査定サイトを使えば、一度で複数社に売却の依頼ができ、信頼できる担当者を見つけやすいです。

ちなみに、査定を依頼する際は、

  • 「机上査定」でお願いする
  • 「自社買取」してくれるか?(買取希望の場合)

などの要望を必ず伝えるようにしてください。

 

「優秀な不動産会社に任せること」は、「安全・高額・早期」の売却に不可欠の条件。

そのため、不動産会社選びは、とことん時間をかけてこだわってほしいです。

 

ちなみに、当サイトでは、日本にある一括査定サイトを全て検証し、「本当に使うべき不動産一括査定サイト」を比較していますので、ぜひ参考にしてみてください。

【まとめ】不動産を内緒で売るなら優秀な担当者を探そう!

内緒 まとめ

不動産を内緒で売りたいときの一番のポイントは、何度もお伝えするように「優秀な担当者」を見つけること。

売主の意向をちゃんと理解できる担当者であれば、周囲にバレずに売り抜ける可能性が高くなります。

担当者によって、売却までの「過程」と「成果」は間違いなく変わるのです。

 

信頼できる担当者であれば、本文で紹介した方法を提案してくれますし、もっと良い戦略を提示してくれる可能性もあります。

【不動産を誰にも知られずこっそり売る手法】

  1. 買取
  2. 物件広告を一切出さない
  3. 内覧を最小限に抑える
  4. 査定時は「机上査定」を選ぶ

不動産をこっそり売却するのは、難易度が高いので、より良い担当者に巡り合えるよう、まずは会社選びに全力を注いでください。

 

もし、「どうやって優秀な担当者を探せばいいかわからない」と思っているなら、一括査定サイト』を利用がオススメです。

一括査定サイトを使えば一度で複数社に相談できるので、信頼できる担当者を見つけやすいですよ。

 

実際に当サイトの編集長も、売却に際し一括査定サイトを利用して「担当者の信頼性」をチェックした結果、190万円も高く売却できています。

 

また、以下の記事では日本にある一括査定サイトを全て検証し、「本当に使うべき不動産一括査定サイト」を比較しています。

ぜひ、あなたに最適な一括査定サイトを選んでみてください。

あなたの意向を最大限に理解してくれる「会社」や「担当者」を見つけて、高値での売却を目指しましょう!